国内では北海道から本州・九州・四国まで、高速道路が走っています。本州と北海道に関してはフェリーを利用して貨物を輸送しなくてはいけませんが、その時間は2時間程度なのでさほど時間がかかるという訳ではありません。配送のメインは陸路のトラックとなっており、野菜から菓子・ジュース・家具などなんでも全国各地に発送されています。国内には2021年現在で約160万件もの物流会社があり、大企業から個人委託まで多種多様な構成となっているものです。
それぞれで専門の輸送をなされており、冷凍トラックを有していれば生鮮食品などを離れた地域に送り出すことができます。この冷凍トラックについて、ここでは買取金額が高い理由を見ていきましょう。2021年現在、冷凍車の買取相場は2トンサイズで約240万円となっています。新車だと400万円となるため、形式が古い場合でも高い金額を示していることがわかるでしょう。
なぜ買取相場が高いのか、その理由は国内で製造をおこなっている会社が非常に少ないことに起因をしているからです。2つのメーカーでしか冷凍車を取り扱っておらず、毎年市場に流通をする台数も限られています。以前はアメリカのデトロイトの企業と提携をして大量生産をなされていましたが、この米国の企業が2004年に解散をしており、現在は国内のラインでしか生産ができません。そのため、新車ではなく中古で求められる方が増加したのが理由です。